グッズ厨とナマモノと

ジャンル変遷をたどって私は今Vtuberとかいう中に分かりやすく人間がいるコンテンツを追っていて、これまではせいぜい理解不能くらいの認識だったグッズ厨だったり量産型女子だったりが本格的に受け付けなくなってきていた。

 

結論から先に出すと「発信者との距離感が近いコンテンツ」と「『推しを推してる私がかわいい』の考えでいる女オタク」が最悪の化学反応を起こした結果で、量産型オタ活をしている女オタクのほとんどがガワとの疑似恋愛をしている自分に酔っているだけなのだとは思いつつでもやっぱり気持ち悪いよなあとも思ってしまっている。

 

そろそろ過去に囚われているのもよくないけれど6年間女子校で育った環境があって、周りにいわゆる「女」を出してくるような人間はほとんどいなかったしそれが恥ずかしいことかのように扱われてさえいる空気を受け入れていて、そこにいたオタクも夢女子も言葉は悪いがどちらかといえば女版チー牛のような、少なくともバチバチにお化粧をしてかわいい服に似合うような体型をキープしているような人たちではなくて、結果論ではあるが垢抜けない芋だからこそアイドルだったりアニメのキャラクターだったりの手が届かない存在に熱狂しているような存在だったし、その環境がとても心地良いと思っていた。

 

だから、「推しのためにおしゃれする」がわからなかったし薄気味悪いと思っていて、だってどれだけ着飾っても推しの何かになれるわけでもないしそれって自己満だし何なら不要なマウントじゃん、みたいな拒絶がずっとある。所詮V豚なのに何やってんだろ メス出してる女さんキショ……  みたいな

 

オタクであるなし以前に身なりは絶対整っていた方がいいしオシャレであるに越したことはないのに気に食わなさが尋常じゃないな〜とは思っている。でもやっぱり髪色を推しとお揃いにしたり机にアクスタ敷き詰めて祭壇作ったり配信画面のスクショにピンクのフィルターかけたりするのはキショいよ それなら彼氏と一緒に配信いつも見てます!とかの方がよっぽど健全だと思う 嘘くさいけど